韓国の異常な国民性の
主原因は、DNAです






高麗時代初期の朝鮮半島では近親相姦(=異母同父の兄妹婚)・近親婚(いとこ婚)が頻繁になされていた

高麗時代(918年〜1392年)初期における朝鮮半島では、下記諸論文に従えば、近親相姦(父が同じで母が異なる関係にある兄弟姉妹の間での結婚)と近親婚が多かったことは間違いない。 にもかかわらず、この重大な歴史的事実は、日本では全く知られてはいない。従軍慰安婦問題という確実に「単なるでっち上げ」と真逆のパターンである。

近親相姦・近親婚に関するタブー視



論文 1
세기 高麗 王室의 構造와 編制 :
The Structure and Organization of the Goryeo Royal Family in the 10th-13th century
황향주 2022

【ハングルのグーグル機械翻訳による】
太祖は生前異腹兄妹関係の王子と王女を婚姻させ、王室の禁婚範囲を同母兄弟姉妹に最小化した。 以後、高麗朝王室では遠親から近親に行くほど婚姻を好む傾向が現れ、王室女性に王室男性との婚姻を強制する內婚規範が成立した。 太祖の子ども世代以降、王室では両親の血統を選び、メンバーを階序化した。親の內婚の可否によって、太祖の孫娘たちには王位継承権に関与する資格が差別的に与えられた。


にわかには信じがたいことであるが、この論文1の記述が正しいのであれば、初代高麗王である王建は、近親相姦を命じている。論文1によれば、その目的は王妃の外戚が跋扈することを防止することにあったという。 しかし、政権簒奪の恐れがある外戚跋扈を防ぐには、オスマントルコのハーレム制度(=奴隷身分の者が次期スルタンの母)又は江戸時代の大奥制度(庶民出身者の母が次期将軍の母)等々他の方法もある。 にもかかわらず、高麗王家では、忠烈王以前は、完全な族内婚が実施されていたことは間違いない。

驚くべきことではあるが、近親相姦をタブー視しない民族集団も、かつては、現実に存在しており、近親相姦・近親婚への考え方は、現代人の基準とは大きく異なる。下記引用中の最近親婚とは 言うまでもなく近親相姦のことであるが、直接的に近親相姦を扱った著作や論文はほとんど存在せず、全て「二重いとこ婚(=2C)以上と定義されている近親婚」を扱った論文のみである。

「ゾロアスター教」 青木 健
p92  アルメニア人はマゴス神官団やペルシャ的ゾロアスター教徒と同様に、最近親婚を実践していたようである。
アルタクンシアス王朝のティグラネス4世は妹のエラトーと結婚したし、 パルティア本国でも、フラアタセスが母親と結婚した実例がある。
この最近親婚はアルメニア人の間で根強く広まっていたようで、単性論派キリスト教が普及した後も変わらなかった。 365年には、司教が最近親婚を禁ずる法令を出している。しかし、この習慣はアルメニア人の間ではロシア革命前後まで続いたらしい




現在の世界における近親婚は、論文2によれば,下記のとおりであり、中東・インド南部では現在ですら、いとこ婚・おじ姪婚などの典型的な近親婚は全くタブー視されていない。 ただし、アラブ諸国では、父方の平行いとこ婚は、近親相姦類似とみなされ慣習的に忌避されている。 なお、アメリカの一部の州のように、いとこ婚については、法的に規制している国・州があり、韓国の場合、二重いとこ婚まで法的に不可としている。 また、異母同父兄妹婚のような純然たる近親相姦をタブー視しない民族集団は、今日では存在しないと思われる

論文 2
Consanguineous marriages, pearls and perils: Geneva International Consanguinity Workshop Report
Hanan Hamamy et al.
Nature 06 May 2011



日本における近親婚の状況に関しては、多数の論文を元に近親婚に的を絞って構築されたウェブサイトが有益であり、概ね正しい比率が掲載されていると思われる。

*出所論文名は省略
都市名 サンプル採取年 サンプル数 近親婚比率
Japan Fukushima - 3659 15.5
  Hiroshima 1948/53 27934 5.9
  Nagasaki 1948/53 33319 8
  Kure 1948/53 8211 7
  Hirado 1964/65 10457 14.7
  Fukuoka 1962/65 45,230 7.6
  Shizuoka 1958/60 6161 8.1
  All-Japan 1972 9385 5.7
  Tokyo 1975/76 2383 1.2
  Tokyo 1961 4153 4.6
  Yokohama 1961 2713 5.3
  Tokyo & Osaka 1981 983 0.4
  All-Japan 1983 9225 3.9


*孤立集落のみを対象
都市名 サンプル採取年 サンプル数 近親婚比率
Japan Kurodani 1968/ 83 9.6
  Okukurodani 1968/ 48 29.2
  Arihara
滋賀県高島市在原集落
1968/ 69 47.8
  Mukugawa 1968/ 83 21.6
  Aso 1968/ 95 15.8
  Mishima I - 517 15.5
  Mishima II - 192 18.8
  Nuwajima I - 340 12.4
  Nuwajima II - 175 6.3
  Okishima - 286 24.5
  Midono - 54 16.7
  Kurodani I - 85 9.4
  Kurodani II - 48 29.2
  Arihana - 69 47.8
  Mukugawa - 83 22.9
  Azo - 95 17.9
  Tomiyama - 156 27.6
  Miyama-co - 271 15.7



高麗王家及び高麗支配階層の近親相姦・近親婚の慣習


高麗史(紀伝体)及び高麗史節要(編年体)における近親相姦などを記述した箇所の漢文原文は下記の通り。

*志卷第二十九 日付1058年05月未来
是月判、「嫁大功親所産、禁仕路。」
漢文趣旨
【大功とは、高麗王家による朝鮮半島支配に協力し大いに「功」があった各一族と思われる。=高麗貴族層の趣旨の可能性が高い。】
高麗王朝創業に大いに「功」があった家同士の婚姻により生まれた子は任官禁止とする。
【高麗史節要 卷5 日付1081年06月未賞に「其父犯律娶大功親所生」とあることから、間接的な功臣間の婚姻禁止の趣旨と解される。言い換えれば、創業に「功」があった家同士でのみ、嫁の「やり取り」を繰り返す近親婚が蔓延していた可能性を示す】

*志卷第十五 日付1058年06月未来
從之 穆宗・宣宗、同父異母也。
 漢文趣旨
第7代高麗王(在位:997年 - 1009年)穆宗と第13代国王(1049年10月9日 - 1094年6月17日)は、同父異母である=父が同じで母が異なる状態で生まれた子である(=近親相姦の結果、生まれた子である)

*志卷第二十九 日付1085年04月未賞
宣宗二年四月判、「同父異母姊妹犯嫁所産、仕路禁錮。」
漢文趣旨
同父異母の子=近親相姦の子は、任官することを禁ずる
【この記述は、高麗王家にとどまらず、高麗支配階層に近親相姦が極めて多かったことを強く示唆する。前記引用のアルメニア等と同様の状況であったかもしれない、また、この近親相姦の風習は新羅時代から継続していた可能性が極めて高い】

*志卷第二十九 日付1096年02月未賞
肅宗元年二月判、「嫁小功親所産、依大功親例、禁仕路。」
 漢文趣旨
【小功とは他の箇所の記述から見て、高麗王朝創業に小さい「功」があった各一族であり、大功=高麗貴族層に次ぐ階層の趣旨であろう。】
(貴族層ではないものの、)高麗支配階層の家同士の婚姻で生まれた子は、貴族階級=大功の例に倣って、任官することができない

*志卷第三十八 日付1096年06月未来 肅宗元年六月
禁功親婚嫁。  
漢文趣旨 
高麗王朝支配階層同士の家の婚姻を禁ずる

*志卷第二十九 日付1101年10月未来 六年十月判、
「嫁大小功親所産、並許通」
漢文趣旨
大小功の家(=高麗支配階層)同士の婚姻で生まれた子について、(子の任官禁止令を止め)、任官することを許し、(また、婚姻そのものを許す)
【あまりにも多すぎて、人材不足となり、禁令解除となったと思われる】

*志卷第二十九 日付1116年08月未賞 睿宗十一年八月判、
「大小功親犯嫁者、禁錮。」
漢文漢文趣旨
大小功(=高麗支配階層)の家同士の婚姻で生まれた子について、任官を禁止する
【仕路禁錮又は禁仕路と明記していないものの、単に省略して、禁錮としたものと思われる。】

*志卷第二十九 日付1134年12月未来 十二年十二月判、
「嫁大小功親所産、曾限七品、今後、仕路一禁。」
漢文趣旨
大小功(=高麗支配階層の)の家同士の婚姻で生まれた子について、今後は7品以上に限って、任官禁止とする。
【高麗は1品〜9品まで、官吏の階級を定めていたが、8品以下の官吏とは呼べないレベルの者については、除外され任官できることとなった。 この記述は、高麗時代における近親婚の慣習が最低でも200年間存続していたことをハッキリと示している】




上記の高麗史原文及び下記論文3によれば、高麗初期には、高麗王家及び高麗支配階層では、近親相姦・近親婚の慣習が存在していたことは確実である。 ただし、下記論文3では、父方平行いとこ婚禁止の旨明言しているが、少なくとも、高麗史・高麗史節要にはその旨の明記はないと思われる(調査中である)
 
論文 3
The Impact of Confucianism on the Korean Kinship System — A Reconsideration
Journal of Confucian Philosophy and Culture, Vol. 36 (August 2021)
Martina Deuchler(ロンドン大学教授)

The Goryeo kin group’s special cohesiveness is also reflected in the custom of close kin marriages. Consanguineous marriages were not only customary in the royal house but were also widely practiced among the upper class.
高麗の親族グループの特別な結束力は、近い親族結婚という慣習にも反映されている。近親婚は、王宮における慣習であるのみならず、上流階級で広く行われていた

Unions with patrilateral and matrilateral cousins were frequent, and there were even marriages between halfbrothers and half-sisters (siblings with different mothers) during the uncertain times at the beginning of the dynasty.
父系及び母系の「いとこ」婚は、頻繁であった。そして、王朝初期のいつまでかは確かではない間、異母兄弟と異母姉妹(母を異にする兄弟姉妹)の結婚すらあった

First, in 1058, unions with patrilateral parallel cousins were outlawed; this was followed by successive laws prohibiting hitherto marriageable relatives within the patrilateral kin group. Matrilateral cousins remained largely unaffected until the end of the dynasty

最初に、1058年に父系平行いとこ婚が違法とされ、引きつづいて父系親族グループ内で元来は結婚できた親族との結婚を禁止するする諸法が順次定められた。母方いとこ婚は王朝の終わりに至るまで影響を受けることなく幅広く残存し続けた

ヨーロッパのハプスブルグ家の族内婚の慣習は、非常に有名であり、遺伝関連の著作では多くの場合、系図と共に完全な族内婚が続いた旨明記されている。
これに対し、高麗王家は、高麗史(=中国史書を真似た高麗の正史)・引用論文に明記しているように、ハプスブルグ家をも遥かにしのぐ近親相姦と近親婚を繰り返した。

*「韓国の伝統文化」 金 ホアン
P140〜141 高麗史の記録によれば、高麗王室では計63件の同族婚がありました。(略)また。新羅時代と異なり高麗時代には、母が違い父は同じである兄弟姉妹間の婚姻が多く行われ10余件もありました。このように新羅王室と高麗初期の王室では近親婚が盛んにおこなわれました。即ち今日まで幅広く行われてきた同性同本(同じ祖先)不婚という、氏族外婚姻制度は高麗初期までは全くなかったのです。(略)当時の一般市民までもこのような婚姻慣習があったか、未だに定かではありません。新羅と高麗初期の王室で流行した近親婚が禁止されたのは、高麗3代王定宗(946−949)以後でありました。
(注)
この書籍の著者は、李氏朝鮮時代の「早婚制」について、誰の目にも明らかな嘘を平気で書いている。李氏朝鮮時代の「早婚制」は、明時代に宗主国の中国明朝から宦官及び貢女(明宮廷の使用人 兼 皇帝の性欲対象者)の「差出」を迫られたことが原因である。

* 日本のNHKに相当するであろうKBS Worldニュース記事から抜粋
高麗時代の王室の近親婚(記事タイトル)
「高麗王朝の近親婚について、歴史学者はほとんど隠しておきたい傾向が多かった。 しかし、1990年代に入っていくつかの歴史学者たち中心に深く研究が進められた。 恥ずかしいことであっても歴史的事実は事実どおり明らかにし、その背景についての研究をすることが望ましい。 高麗王朝から100年ほど続いた近親婚は、高麗王の子孫数が他の王朝に比べて少ない主な理由だと見られる。」

韓国内では、高麗初期の近親相姦は、ニュースが伝えるレベルであるにもかかわらず、日本ではほぼ全く知られてはいない。「DNAが日本人ではない人々」による多大のご努力の賜物であろう


高麗時代前半の近親相姦・近親婚と現代韓国人DNA


上記から、新羅〜高麗時代前半の朝鮮半島では今日の中東地域・インド南部とほぼ同じレベル、又は上回るレベルの近親婚の蔓延状態であったと推測される。 なお、高麗王室に限れば、忠烈王以降は、モンゴル帝室から王妃を迎えることが慣行となったため、近親相姦・近親婚の慣習は停止され、 その後の李氏朝鮮時代の朱子学(儒教)普及に伴い両班階層では同様に父方家系に限定して近親婚の慣習も停止された

「進化の教科書A進化の理論」カール・ジンマー、ダグラス・エムレン
p85 【族内婚を繰り返していたハプスブルク家の家系図を掲げつつ】 近親交配それ自体は、集団中の対立遺伝子頻度を変化させない。ホモ接合体を作るだけである

集団遺伝学の理論上、専門用語で遺伝的浮動(=genetic drift)と呼ばれる確率的な変動と負の自然選択(=purifying selection又はnegative selection)と呼ばれる非確率的変動は、 綱引きの関係にあり、一般論としては、数百人程度の遺伝的に孤立した集団の場合には、遺伝的浮動により、負の自然選択=有害遺伝子変異(deleterious variants)の集団内からの除去は阻害される。逆に、集団規模が概ね1万人を超える場合には、負の自然選択の作用が遺伝的浮動を確実に上回る。

仮に過去のある時点において、人口の大幅な減少等何らかの理由で集団内に有害遺伝子変異(deleterious variants)が広まったとしても、負の自然選択の作用により、集団規模が1万人以上の場合、集団内からそのような有害変異は数十世代を経れば確実に除去されるはずである。(=有害遺伝子変異頻度が徐々に低下していく)

にもかかわらず、韓国人DNAを分析した下記2つの論文によれば、韓国人は他の民族集団よりも非同義変異が高い比率であると明言している。遺伝学の理論上、数百年〜1000年以内の短い期間に限定すれば、非同義変異のほぼ全ては、集団内からいずれは消滅するはずの有害変異である。韓国人DNAに関するこの重大かつ決定的な遺伝的事実はほとんど知られてはいない、 即ち、下記の極めて重要な集団遺伝学論文2つはほとんど知られてはいない。韓国人どもによる「嘘と騙し」を用いた妨害行為の結果であると推測される。

論文4
Whole genome sequencing of 35 individuals provides insights into the genetic architecture of Korean population
Wenqian Zhang et al.
21 October 2014

上記論文に関する記事筆者の解説ページ


論文5
Extensive genomic and transcriptional diversity identifiedthrough massively parallel DNA and RNA sequencing of eighteen Korean individuals
Young Seok Ju et al.
2011年

集団遺伝学では、各国の王家・競走馬のサラブレッドなどの特殊な場合を除き、ヒト及び家畜の系図が不明のため、近交係数よりも、Runs of homozygosity (ROH)を分析に使用する場合が多い。
なお、大阪市生野区の済州島出身在日コリアンは多くの場合、族譜と呼ばれる家系図を有し、本物と信じ込んでいる場合が多いものの、族譜がソウルの古本屋で大量に販売されていたのは事実であろう。



Runs of homozygosity: windowsinto population history and traitarchitecture
Francisco C. Ceballos et al.
Nature genetics
3 APRIL 2018

上記論文によれば、
@近親婚を繰り返した集団は、長いROH線分を有している。
【原文引用】
Consanguineous communities, on the other hand, have much longer ROH than those seen in outbred populations owing to very recent pedigree inbreeding loops,

A過去において、ボトルネック効果(=人口の大幅な減少)を経験した集団は、短い多数のROH線分を有している
【原文引用】
whereas populations that have undergone a population bottleneck carry a greater number of shorter ROH than cosmopolitan populations, reflecting deeper parental relatedness.

下図は、韓国人どもによる下記論文の付属資料に掲載されたROH線分図であるが、Frohという、個体毎の分析対象セグメント合計長さに占めるROH合計長さの比率から 算出されたROH線分図である。また、韓国人以外については1000ゲノムプロジェクトフェーズ3の公表データを使用している

A database of 5,305 healthy Korean individuals reveals genetic and clinicalimplications for an East Asian population
Jeongeun Lee et al.
Nature 02 November 2022



略称は次のとおり。(サンプル採取地名等を省略)
*アフリカ
ESN=ナイジェリアのEsan族、GWD=ガンビア西部、LWK=ケニア、MSL=シェラネオーネ、YRI=ナイジェリア
*南北アメリカ
ACB=バルバドス、ASW=アフリカ系アメリカ人, CLM=コロンビア、MXL=メキシコ系アメリカ人、PEL=ペルー、PUR=プエルトルコ
*東アジア
CDX=中国の少数民族タイ族、CHB=中国(Bは北京の頭文字)、CHS=中国(Sは上海の頭文字)、JPT=日本、KHV=ベトナム、
KOVA=韓国人は1000ゲノムプロジェクトの対象ではなかったため、論文5で独自につけた略称
*ヨーロッパ
FIN=フィンランド、GBR=イギリス、IBS=スペイン、TSI=イタリア
*南アジア
BEB=バングラデシュ、GIH=インド系アメリカ人、ITU=インド系イギリス人、PJL=パキスタン、 STU=スリランカ系イギリス人

@韓国人は、明らかにヨーロッパ人・中国人・日本人等々とかなり異なるFrohの下限値(0.005程度)を示すとともに、下限値のみに着目すれば、アフリカ人(YRI等)と似ているという奇妙な状態を示している

A線分グラフの形状は、明らかにアフリカ人(YRI等)とは全く異なるのみならず、他の全ての民族集団ともハッキリと異なっている異様な状態を明示している

B記事筆者は、朝鮮半島における13世紀のボトルネック効果(高麗における遺伝的異常の発生と奴婢制による集団内への定着) と新羅〜高麗時代前半における近親相姦・近親婚の蔓延の影響ではなかろうか?と推測している。根拠は、下記。



C父方のみの近親婚を防ぐ同姓不婚(中国)、同姓同本不婚(朝鮮では16世紀頃以降)の慣習の効果は、中国については認められるものの、朝鮮=韓国では皆無である。その理由として、 中国では、漢民族は古くからほぼ全ての者が姓を有していたのに対して、李氏朝鮮時代では姓を有する者は最大見積でも10%程度に過ぎす、奴婢=奴隷が最低でも30%以上存在していたことが挙げられる

このような済州島人を除く韓国人DNAの精神面での明確な異常性は、下記データに明確に結実していると思われる。(歴史的経緯からして、済州島人=耽羅人=jeju peopleは朝鮮半島本土人と確実に遺伝的に異なる。)

韓国は科学技術研究に膨大な予算を投じているが全58の国際的な科学関連賞の受賞者がほとんどいない


 遺伝的に孤立した集団の知的創造力(=真の意味での知能)を数値化することは困難である。

通常、知能と遺伝子変異・SNPとの関連を追及する集団遺伝学論文では、知能=知的創造力の数値化として、ほぼ100%近く、educational attainment(=大学又は大学院進学の有無)を使用する。

しかし、もう一つの方法がある、多数の国際的な科学関連賞の受賞者数を調べればよいのだ。得られた数値は、確かに、対象国の科学関連研究設備の充実度や科学関連研究に対する国家支援によって大きく影響される。しかし、1人当たりGDPに顕著な差がない場合(30%以上の差)には、数値として利用しうる

 おバカな韓国人どもは、例えば、我々の平均IQは106だ、日本人は平均105だ、だから我々の方が優秀だ!と、数値が有意差ではない確率が非常に高いことすら知らずに悦に入っている者も多い。

2024年に調べた結果である。平和賞以外のノーベル賞(全般)、フィールズ賞(数学)、ボルツマン賞(物理学)、ロベルト・コッホ賞(医学)、ダーウィン・メダル(生物学)等々全58の国際的な科学関連賞の受賞者数

総合計 日本211名、台湾12名、韓国1名 データ詳細

しかも、韓国は、ネイチャー掲載記事によれば、下図の通り世界でイスラエルに次いでGDPに占める研究開発費の比率が高いのであるにも関わらず、上記の結果を示している




全世界参考データ 1 家系祖先における近親婚推定データ


論文 6
High level of inbreeding in final phase of 1000 Genomes Project
Steven Gazal et al.
Nature Published: 02 December 2015

冒頭要約から抜粋
we estimated the genomic inbreeding coefficient of each individual and found an unexpected high level of inbreeding in 1000 Genomes data: nearly a quarter of the individuals were inbred and around 4% of them had inbreeding coefficients similar or greater than the ones expected for first-cousin offspring. Inbred individuals were found in each of the 26 populations, with some populations showing proportions of inbred individuals above 50%.

本文中の表1

Total

AV

2 × 1C

1C

2C

Total inbred

African (AFR)

660

6

84

90 (14%)

 African Caribbean in Barbados (ACB)*

96

4

4 (4%)

 African Ancestry in Southwest United States (ASW)*

60

1

1 (2%)

 Esan in Nigeria (ESN)

99

27

27 (27%)

 Gambian in Western Division, The Gambia (GWD)

113

6

22

28 (25%)

 Luhya in Webuye, Kenya (LWK)

99

9

9 (9%)

 Mende in Sierra Leone (MSL)

85

10

10 (12%)

 Yoruba in Ibadan, Nigeria (YRI)

108

11

11 (10%)

European (EUR)

503

1

87

88 (17%)

 Utah residents with European ancestry (CEU)

99

1

1 (1%)

 Finnish in Finland (FIN)

99

34

34 (34%)

 British in England and Scotland (GBR)

91

1

15

16 (18%)

 Iberian populations in Spain (IBS)

107

27

27 (25%)

 Toscani in Italy (TSI)

107

10

10 (9%)

East Asian (EAS)

504

1

6

47

54 (11%)

 Chinese Dai in Xishuangbanna, China (CDX)

93

1

1

34

36 (39%)

 Han Chinese in Bejing, China (CHB)

103

1

3

4 (4%)

 Southern Han Chinese, China (CHS)

105

2

2 (2%)

 Japanese in Tokyo, Japan (JPT)

104

4

4 (4%)

 Kinh in Ho Chi Minh City, Vietnam (KHV)

99

8

8 (8%)

South Asian (SAS)

487

23

44

154

221 (45%)

 Bengali in Bangladesh (BEB)

86

2

17

19 (22%)

 Gujarati Indian in Houston, Texas (GIH)

103

1

40

41 (40%)

 Indian Telugu in the United Kingdom (ITU)

100

4

6

34

44 (44%)

 Punjabi in Lahore, Pakistan (PJL)

96

9

13

33

55 (57%)

 Sri Lankan Tamil in the United Kingdom (STU)

102

10

22

30

62 (61%)

Admixed American (AMR)

343

1

1

11

129

142 (41%)

 Colombian in Medellin, Colombia (CLM)

94

8

42

50 (53%)

 Mexican Ancestry in Los Angeles, California (MXL)

64

1

2

8

11 (17%)

 Peruvian in Lima, Peru (PEL)

81

1

15

16 (20%)

 Puerto Rican in Puerto Rico (PUR)

104

1

64

65 (63%)

TOTAL

2497

1

25

68

501

595 (24%)

  1. 1 ASW, 2 ITU and 4 PEL of the 2,504 initial individuals have been removed due to Q-score ≤ 50. AV = avuncular offspring; 2 × 1C = double first-cousin offspring; 1C = first-cousin offspring; 2C = second-cousin offspring.
  2. *These populations should be considered as Admixed African.

1000ゲノムプロジェクトフェーズ3の公表データを分析した論文6の上記分析結果は、まさに驚愕のデータをハッキリと示している。
人類の4人に1人は、近親婚を行っていた者の子孫である

論文は独自に開発したソフト FSuite を用いて、1000ゲノムプロジェクトフェーズ3のサンプルの祖先にいとこ婚・二重いとこ婚が存在したであろう比率を算出している。 (ただし、何世代前に二重いとこ婚が生じたかは検出できないソフトである)イギリスですら、近親婚の範囲に含めることができる二重いとこ婚が、家系祖先において非常に多いのである。 反面、祖先における二重いとこ婚については、中国人・日本人については非常に低い比率となっているものの、日本人については祖先におけるいとこ婚が4%も検出されている。

FSuiteは2014年に開発されている。筆頭著者は同じであり、1年後に実際に使用して分析した結果が上記論文6である

FSuite論文
FSuite:exploiting inbreeding in dense SNP chip and exome data
Steven Gazal et al.
13, July 2014

FSuiteという分析ソフトの有効性に関する評価はできないが、少なくとも、このソフトを用いて特定の3家系を分析したネイチャー掲載論文はある。(FSuite asiansで検索すれば3番目に表示される)

なお、1000ゲノムプロジェクトでは、韓国人どもは、対象外であったため、当然、論文6でも韓国人は対象外である。


全世界参考データ 2 近交係数と近親婚比率データ


論文 7
Population-Genetic Influences onGenomic Estimates of the InbreedingCoefficient: A Global Perspective
Published online: July 29, 2014
Trevor J. Pemberton a Noah . Rosenberg


論文7の近親婚比率はこの近親婚データウェブサイトのデータを使用。驚くべきことに、韓国(朝鮮半島)は全くデータなしである。 しかし、中国の少数民族としての朝鮮族(延辺自治区)についてのデータがあり、近親婚比率は0%となっている

*日本人は、近交係数と近親婚比率の回帰直線上にピッタリとあてはまっているものの、欧米人・中国人・モンゴル人に比べて、近親婚比率が明らかに高い。
*グラフで日本人と欧米人・中国人・アシュケナージ系ユダヤ人との差が少ないように見えるのは、単に、極度に近親婚比率が高い集団がグラフ中に数多く含まれているために過ぎない。

このため、下の表を付属資料中の表2から取り出し作成した

民族集団名 サンプル数 Fhbd 近親婚比率
アシュケナージ系ユダヤ人 19 5.96E-08 1.40
イタリア人 13 0.0048 0.80
フランス人 28 0.0034 0.80
バスク人 24 0.0042 1.43
モンゴル人 10 5.96E-08 0.50
中国人 34 0.0008 1.16
北方中国人 10 5.96E-08 3.43
日本人 29 0.0026 4.80


@下図は記事筆者作成
A縦軸は個体レベル近交係数の平均値(Individual-level genomic inbreeding coefficient estimates)






日本人DNAに潜む問題点



論文 8
Runs of homozygosity: windows into population history and trait architecture
Nature Reviews Genetics, 2018
Francisco C. Ceballos et al.



論文8掲載のROH線分図は、中国人・ヨーロッパ人と比べて、日本人は10Mb以上の長いROHが多いことを明確に示している。記事筆者は、日本人DNAの致命的な問題点であると痛感せざるを得ない。グラフをよく見て、考えていただきたい(論文8は、ROHに関する論文であれば必ず参照論文として掲げる引用数の多い信頼性の高い論文である)

過去1000年間において、中国人(火薬・羅針盤等)、ヨーロッパ人(金属活字印刷・インターネット等)に比べ、私たち日本人が「生み出すことができたもの」=知的創造力の結果は、皆無に等しい。その原因の一つが、上のグラフにハッキリと暗示されているとみなして間違いないであろう。

従って、いとこ婚は言うまでもなく、定義上近親婚に含まれる二重いとこ婚は、避けるべきである。







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